bitter_sweetけんりょうblog

徒然としたメモ,災害時連絡用として。

私のつぶや記。

二年間学んでみて。

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ついに最後の講習も終わったので、2年を振り返ってみる。とにかく良かった。頑張ってよかった。辛いこともあったが、結果的には良かった。

いろんなことに挑戦したが、メインの保育の事もそれなりに勉強したつもりだ。保育、教育界の見聞で、一般に知られていないことが多くあるのは、悲しいと思うし、逆に言ったら、そこが今後の保育士の大切な事になるのだろう。

それなりに本気で保育を学んでみて、本当は、日本の保育界の現状や歴史問題点について、語れるようになるかなと思っていたが、思いのほか、深くて広くて重たい内容もあり、そうそう簡単に語れるものではないと思った。虐待とか、ポストとか、児童養護とか、障害とか。言い始めたらキリがないし、それぞれにそれぞれの分野の得意の人がいるからそれにはかなわない。学者とか。

学者でなくても現役の保育士や幼稚園教諭にはかなわないし、足元にも及ばない。実習で思い知らされた。楽しかったけども。やはり現役はスキルとノウハウがすごい。

保護者支援は本当に難しいと思う。いろんな人がいる。いろんな家庭状況があるので、一概には語れない。

貧困や、政治や、経済もかかわるだろう。

音楽は面白かった。思いがけなく、音楽の基礎を学ぶことができた。今後に生かしたい。歌詞や子供の歌の深さが改めて分かった。なめていたが、どの歌もとても素晴らしい芸術だと思う。

勉強もそうだがとりあえず、いろんな人と関わって、いろんな人間関係を見れたのも良かった。活かしたい。

笑顔とあいさつはどこでも大事だな。

実習では、やはり、すごい人はすごい。見た目や表情で損をする人も多い。

あと、平均点くらいで、いつも面白くないと感じる人もいた。なかなか難しい。

あと、なんといっても、確かに頑張ったけど、世間一般からすると、たかだか2年間、理論を学んだに過ぎない。前向きに実践できないと意味が無いし。やはり、現場で働いている人が一番素晴らしい。

また、保育士や幼稚園教諭の世間的な評価も下に見られがちなのも問題だろう。

というか、保育、子ども、育てている母親とかシングル世帯の事はまだまだ知られていなく、今後の社会の充実がさらに求められると思う。

資格が8つくらいもとれたことが自分にとってはとてもよかった。やはりなんといっても、他人からの評価は、資格や免許や、お金や数字や、結果などで決められてしまうことが多い。

てか、保育学にしても、音楽にしても、数字で示すことが難しい分野。しかしここで、良い意味で数字を使って何かを示していくことがこれから世間一般に発信していく方法として、大切になると思う。確かに、感性とか芸術的な観点の高い事は一定の基準で評価できることではないが、しかし、評価は大事なので、人が納得できる研究結果を求めていくことは保育界全体の課題と感じた。

KHコーダーは面白いと思った。

あと、自分への言葉として、自分はいつでもちょっと隣の分野の事になるとど素人である気持ちを忘れないことが大切だと思った。知ったかぶりをしてもいけないし、謙虚に、一生学んでいく姿勢が大切だと思う。そして、人の気持ちを考えた言動が大切であることにも気付けた。野暮なことはしてはならないのだろうか。野暮な言動は出来るだけ減らしていきたい。

これからも年齢や経験に関係なく前向きにいろんなことに挑戦していきたい。